Kawaii Lab

プログラミングとかサービス開発とか

問題を解決するために気をつけるべき3のこと

前提を信用しない

ユーザーや質問者はしばしば調べた結果をもって問い合わせに来てくれる。

その行為自体とてもありがたいし、その結果で迅速に解決できることもある。

しかしその検証結果が思い込みであった場合、その過程は調査済みとして意識の中から除外され解決策は暗闇の中に放り込まれてしまう。

 

もし検証結果を持ってきてくれた場合、5分以内で解決しない場合、質問者と共に0から検証しよう。

 

コードは書かない

状況を再現するときに、簡潔なアプリを作るためにコードを書くというケースは往々にしてある。

コードを書いている最中に状況との差異を検出することもあるし、再現後に自分の手元で実際に動かしながら解決策を見つけることがある。

しかし、コードを書くという行為は作業者のリソースを多大に消費する。環境の準備、問題と思われる箇所の出力、コードを書き換えながら動作環境で動かし続ける。簡単に上げただけでもこれだけの作業を必要とする。

 

ほとんどの場合、解決策はドキュメントにかかれていたり、過去に解決された問題だったり、タイポなどが原因だ。

これらを検出する方法はコードを書くことに比べたら圧倒的にコスパがよい。何故ならネットサーフィンを行うだけだからだ。

 

全てに対して答えない

トラブルは複数の原因から成り立つことが良くある。そして我々はそれらを省略することが悪だと理解している。なるほど、全ての原因に対して解決策を提示すれ最善だな…というわけではない。

質問者はほとんどの場合一つの目的に対しての解決策を求めている。それらは内容に対してコンテキストの密度が高く、また、最後に記されている場合が多い。

 

質問リスト全てに答える必要はない。困っていることに対して答えてあげることが求められている。